【車】【旧車 SUZUKI HATCH/ALTO レストア日記】⑦ ヒューズが飛びまくる怪現象 遂に解決!!

旧車 ハッチ・アルト レストア日記
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あれ? エンジンが掛からない? からあっという間に1年半

前回の⑥ヒューズが飛びまくる怪現象 Voltage Regulator、キャブソレノイド?不具合 からあっと言う間に1年半が過ぎてしまった。実はこの怪現象は解決したが、普段の生活が忙しくブログを更新する暇が全くなかった。せっかく時間を掛けてこの怪奇現象と戦い、最終的に勝利したので、しっかりと顛末を記載したいと思う。

ヒューズが飛びまくる怪奇現象のおさらい

そもそも車は全く問題なく走っていた。エンジンの吹け上りも良く、高速でも十分周りの車と同じ流れで走れていた。しかし、基本整備完了後から何故かヒューズが飛びまくる現象が頻発した。最初の頃の現象としては

「一瞬エンジンが掛かりそうでその直後エンスト」の繰り返し。

原因が全く分からず、燃料系か、充電系か、点火系か。検討しているうちに徐々に症状まで変化していき、

  • 一瞬エンジン掛かりそうでその直後エンスト
  • 直ったと思って走ると走りながらヒューズ切れ
  • エンジンは掛かるが走る前にヒューズ切れ
  • エンジン掛かった瞬間にヒューズ切れ

とドンドン症状が悪化している。車の床にはヒューズの屍たちが。。。。飛んでいるのはIGN、Regulatorの部分のヒューズ。関連するのはコイル、キャブソレノイド、ボルテージレギュレータ、オルタネータの部品。

ヒューズの屍たち
見れば見る程全てが怪しくなって来る

仕方ないので、Fuseが切れる経路から一点一点原因を探っていくしかない。

① チリル式Voltage Regulator ==>結局こいつはシロ。

② ICレギュレーターに変更するも動作せず。回路図が複数種類があり、結局正しいICレギュレーターを見つける事が出来なかった。==>無駄な買い物になってしまった。

③ もう一度チリル式Voltage Regulatorに戻る。オリジナルはギャップをめちゃくちゃにした為に使用不可能に。プロの車専用Electricianに相談したらチリル式の新品が1個だけ在庫があった。==>結局これもシロ。

④ スバルの軽トラでキャブレターソレノイドがショートするという現象をネットで見つけたので何とか中古品を見つけて交換するも依然変わりなし。==>これもシロ。

⑤ こうなるとジェネレーター内部が怪しいという事で車専門Electrician に内部の清掃を依頼。==>現象変わらずでこれもシロ。

結局、車専用Electricianに丸投げ!

もう、こうなると素人では全く太刀打ちできず、悔しかったが結局Electrician に丸投げ。そして1週間ほど経ったころ、Electrician から「直ったよ~」」と電話が!

「え、まじかよ!」といそいそと出かけ、久しぶりの愛車との対面。Electrician Craigが自信満々に車の説明をしてくれた。原因は。。。。。

電線の被膜が長年の振動でやぶれ、ボディーの配線留めとの接触が原因

なんと! まさかの配線ショート! しかしこれでやっと今までの経過に納得がいった。

① 整備点検後からヒューズが飛びまくる現象が発生==>整備点検時の作業の際に今まで際どく当たっていなかった箇所が当たりだしたと思われる。接触次第なので発生現象がころころ変わっていった事も納得。

② 修理途中では特に上り坂の発進時に発生する頻度が増えた。==>発進時はクラッチミートの振動が多い。(納得)

③ 調査は3系統の途中にヒューズをかまして、要因を狭めていった。最後はワイヤーをつかんだり、離したりして発見。この辺りは長年の経験ですな。

ボディのワイヤー留めと接触
ビニールテープが振動で破けています
ビニールテープ保護部分を取った所。

こういった問題解決も、「無駄な時間」「車買い替えろよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この難局を乗り切った達成感が良い! 素晴らしい! 人生万歳ですわ!

これでやっと高速道路を心配なく走れるようになりました。「やった~!」

サンダーバード計画まだまだ続きます。

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