【車】【旧車 SUZUKI HATCH/ALTO レストア日記】⑤ サンダーバード計画:ドライブレコーダー付きルームミラー

旧車 ハッチ・アルト レストア日記
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サンダーバード計画とは:1983年製の十分中古なスズキハッチ(アルト)に他人から見るとあまり意味のない装飾を施していく計画である。イメージ的にはサンダーバード基地のプールがズレたり、ヤシの木が倒れる感じの「隠し機能」搭載が目的。

隠し機能付きルームミラーとは

見た感じフツーのルームミラーだけど、じつは「フロント及びリアカメラのドライブレコーダー付き」というサンダーバード計画にぴったりの物があった。お値段もリアカメラ付きで$31.79(約2500円)というお財布にも優しい一品。↓↓↓これです。

リアカメラ付き
ルームミラー以外入っているのはUSB電源ケーブルとリアカメラとペラペラのマニュアル1枚
ルームミラー仮装着。隠しっぽくて素敵

そして荷物が到着してマニュアル見たら、相変わらずの中華製品。リアカメラ側の赤い線の説明が全くない。しゃーないのでググってみたら「多分」リアカメラ周辺のランプの電源と推測。(実際に実験してみたらそうだった)

<このサイトを参考にさせて頂きました>

配線のこだわり

昔、電子機器の検査の仕事をやっていたころ、パイロット生産製品は設計不備による回路変更が多々あり、電子回路を切った貼ったの作業が多く、そのため多数の線を用いてPWB板に改造を施していた。その当時 職場の仲間と一緒に「改造製品の改修線をどれくらい綺麗にまとめるか」を競い合っていたため、未だに「線材の処理」には人一倍のこだわりがある。

時々、後付けのドライブレコーダーを車に取り付けている人がいるが、俺からしたらドライブレコーダーの線が「でれーん」とフロントウインドウの所にあるなんて考えられない。ダサすぎる。 よって今回のドライブレコーダー付きルームミラーの設置も端末処理をしっかり行う事とする。

配線のフロントピラー通し

ラジオのアンテナ線が右ピラーを通っている事を考えると、左ピラーも貫通できる筈。昔オートアンテナを分解した際に入手した「弾力のあるプラスチック棒」を利用してちゃっちゃと配線をピラーに通す予定が何故かうまく行かない。上から入れたり下から入れたりするが「近くまでプラスチック棒は来ているが端が出てこない」状態。ルーフの鉄板の曲げが狭すぎて指も入らず2時間も悪戦苦闘。押したり引っ張ったりねじったりしているうちにやっと「ポコ」っと端末が出てきた。端にUSB端子をくっつけ、プラスチック棒を引張り、やっと電源線のピラー貫通が完了。

一度貫通すれば問題なし
配線をピラーに通すだけで2時間も悪戦苦闘!

リヤカメラの電気配線

①リバースした時にリヤカメラのライトに電気が必要なのでリバースランプから電気を取ることにした。まずはリアのリバースランプの配線の色を確認。

赤線青ドットがリバースランプ電源

②リアの内張を剥がして線を探します。

③リアデフォッガーの穴からカメラのランプ用電源の赤線を入れます。この時再び「弾力のあるプラスチック棒」を使用します。

フトントピラー貫通と比べたら屁ですね

④あとはちゃっちゃと結線します。

完成です。ステキです。

線をできるだけ隠して設置しました。ステキ過ぎます。

リアカメラは室内に設置
すっきりしてます。鉄板エッジからの線材保護も忘れずにやっています
分かりにくいけどフロントビュー作動しています

サンダーバード計画まだまだ続きます。

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