実は「改造・造形センス」がありません
こうやってちょこちょこ改造して遊んでいるが、実は「改造・造形のセンス」が全くありません。頭の中で空想で描いている分は自分なりにカッコいいイメージなんだけど、それが現実化すると途端に「ダサイ・貧乏くさい・なんか変」な物体となってしまう。
例えば以前作ったカブのチョッパーも頭の中ではハーレーのスプリンガーのイメージだったのが、こんなもっさりとしたカブになってしまった。
今回のセンターコンソールは以下の2000GTのイメージを参考にしています。微妙ですがイメージの方向性はあっていると自分では信じていますが、出来上がりがちょっと。。。。。
まずは部品、設計図から
部品は以前からの拾ってきたタンスの引き出しを使い、上記のローズウッドっぽい雰囲気は出しているかと思う。「サンダーバード計画」の大事な所は「いつでも簡単にノーマルに戻せる」改造を心がけているので出来るだけ、ボディ、ダッシュボードを加工しない事を心掛けている。このセンターコンソールも2000GTのようにダッシュからの一体感を出したかったが、ダッシュボードは加工したくなかったので独立タイプとした。そして可愛らしさを表現するために直角ではなく、カーブでの造形をした設計をしたが、出来上がるとやはりなにかダサイ。。。。
電気配線開始
木材加工が完了したので電気配線を開始する。もし車を売却した場合次のオーナーが困らないように、この「サンダーバード計画」は出来るだけ改造の詳細を残している。以下はこのセンターコンソール改造の設計図。
このセンターコンソールの役割は
- トグルスイッチをONにしてサンダーバード発進サウンドを起動。
- サンダーバード発進サウンド再起動は緑スイッチ。
- サンダーバード発進サウンドは30秒に設定。
- フールプルーフの為、エンジン始動はサンダーバードサウンドが起動している時のみエンジンスタートが出来る事。
- グローブボックス開閉はサンダーバードサウンドが起動している時のみ起動する事。
まずはサンダーバードスイッチがちゃんと動くか仮結線します。
予定通り動作しています。要はタイマーリレーを動作させて30秒だけAMPに通電。通電するとAMPに直結したCompact Flashの中に録音したサンダーバード音楽が再生されるというもんです。
一瞬、ギア周辺を牛皮カバーで隠そうと思いましたが、面倒くさそうなんでやめました。これにて「センターコンソール」が完成しました。随分想像とかけ離れましたが、動作は思い描いたものなので良しとします。身内受けは良いんで、今度時間あれば旧車クラブの品評会で自慢したいと思っています。
サンダーバード計画とは:1983年製の十分中古なスズキハッチ(アルト)に他人から見るとあまり意味のない装飾を施していく計画である。イメージ的にはサンダーバード基地のプールがズレたり、ヤシの木が倒れる感じの「隠し機能」搭載が目的。
一
サンダーバード計画まだまだ続きます。