AUDIOがアップグレードしたらサブウーファーで決まり
やっとラジオを最新AUDIOに変更したので、サンダーバード計画のコンセプトに則り、「目立たないサブウーファー」を取り付け、「まさかこんな車からこんな重低音が!」を目指しました。
サンダーバード計画とは:1983年製の十分中古なスズキハッチ(アルト)に他人から見るとあまり意味のない装飾を施していく計画である。イメージ的にはサンダーバード基地のプールがズレたり、ヤシの木が倒れる感じの「隠し機能」搭載が目的。

どのようにサブウーファーを目立たなくするか
最近の流れだとサブウーファーはめちゃくちゃ自己主張しており、スピーカーも超カラフルだし、2連装して「これでもか~!」みたいな感じはありますが、サンダーバードコンセプトに基づき、目立たずひっそりと設置したいと思います。

低音は高音のように指向性がないので、極端に言えば「下向けてもOK」と考えました。よってスピーカーボックスの下につければ目立たないと考え、スピーカーボックスは「ちょっと見 普通の箱」を探していました。
ある日女房とOp shop巡りをしていると、まさしくピッタリの箱を発見。OP SHOPでは値切れない(寄付になるので)のでそのまま$45で買い、それからGumtreeで中古スピーカー$25,中古AMP$20、スイッチ、ターミナル等で合計$120位(11,000円?)ですみました。
木箱の穴あけ・補強
購入した木箱を家に持って帰り、HATCHに入れたら幅、長さがぴったし! ラッキー!
この上面の多少の傷も「味わい」として良い感じ。だいたいの設計図を書いて、後は気合入れて切った貼ったをするのみ。






AMP、スピーカーの設置、配線
使用するのは中古で買った26cmのサブウーファー。せっかく緑のギンギンのやつですが開放面が木箱の下になるので全く目立ちません。




AMPは結構電流を食うのでバッテリー直付けです。またAMPの定格FUSEが30Aとめちゃくちゃデカいので、未使用時の漏れ電流防止とバッテリーへのオーバーロード防止の為、電源ラインは20Aのブレーカーを入れてAMPの元電源をON/OFFする事にしました。

実際に使用したら出力にノイズが載っていたので電源の所にタンタルコン、そしてアースを追加してノイズ削減をしました。

実はここは結構大事な所なんですが、バッテリーから直接FUSEも通さず(ブレーカーで処理するため)、この木箱に電気を供給しますが、設置したり、なんかコネクションを外したりする際、DC12Vむき出しだと危なすぎる。そこで家にあった電気の延長コードを使って「DC12Vが直接露出しない」方法を考えました。木箱を取り外す際は端子ではなく、このコンセントで取り外しします。めちゃ良いアイデアと自我自尊しています。

動作試験
全ての結線が完了し、ついに火入れ式です。この時の為に超低音の曲を用意しました。
結果は。。。。。「ダメダメ!」
元々スピーカーボックス用の箱ではなく、木枠、そして「べニア板」の面なんで箱からのビビり音が酷すぎ! こりゃダメだと、慌てて「釘」「シリコン」「ボンド」を使って木箱の全面補強しました。

そしてラッキーな事に友達が最近カーペットを張りなおしたという事でカーペットの下の緩衝材をただで入手。形からして吸音材っぽいので思いっきり詰め込みました。
しかしAMPは熱を持つので(まーそんなガンガン使わないと思うけど)、AMP上部に吸音材との隙間を作るため、その辺に転がっていた雨どいの金具を隙間用に取り付けました。下の写真の白い取っ手のようなものです。これで熱対策もバッチグーです(死語ですね)。




これで完成です。
ビビり音もなくなり、結構思ったイメージで完成しました。USBにアメリカンV8のサウンドを収録したので、窓を開けて「車内から聞こえるなんちゃってV8」を楽しんでいます。身内には受けは良かった。
サンダーバード計画は以下のイメージを参考にしています。微妙ですがイメージの方向性はあっていると自分では信じています。

一
サンダーバード計画まだまだ続きます。