サンダーバード計画とは:1983年製の十分中古なスズキハッチ(アルト)に他人から見るとあまり意味のない装飾を施していく計画である。イメージ的にはサンダーバード基地のプールがズレたり、ヤシの木が倒れる感じの「隠し機能」搭載が目的。
一気にウッドコンソール仮組へ
ワシは実は学生もしている。そのため こういった車いじりは「試験休み中」と決めている。2020年1学期でいきなり単位を落としたので、「調子こくとバチが当たる」という風に心に刷り込まれた。ガレージにいると何時間でもなんやかんやしているのであっという間に時間が経ってしまう。試験休みはあと2週間ちょい。あまり車ばっかりいじっていると女房に怒られちゃうのでそこそこで作業は止めなければ。。。。
昨日、CCT(セントラル コントロール トレー)が一応完成したので今日は「隠れウッドコンソール」の仮組を行った。
ウッドコンソールの製作前の憂慮
これもサンダーバッド計画に従い、堂々としたウッドコンソールにしてはいけない。あくまでも見た感じはノーマルの「羊の皮を被った羊」でなければいけない。よってウッドコンソールは以前から目を付けていたブローブボックスの中とする。ここで発生しそうな問題点は
- グローブボックスが斜めになっているのでウッドコンソールも斜め切りが必要。
- メーターが全部入るかどうか。寸法的にギリギリ。
- メーターの出っ張りがグローブボックスリッドにあたるかどうか?(リッドが閉まるかどうか?)
結局心配していたの全部該当となり全部問題解決しなければいけない。木材を斜め切りしつつ、なんとか4つのメーターを入れるスペースを確保しつつ、できるだけグローブボックスの奥にウッドコンソールを取り付けなくてはいけない。素人なんで大仕事。丸一日掛かった。
またしても切った貼ったの連続
当初はタコ、水温、油圧、電圧の4つを全て同じ面で取り付けすべく、現物合わせて切っていく。
削りすぎて既に小穴の一部のエッジがやばい、というか既にちぎれている。タコ部分のエッジもガタガタだけど、多分メーター付けたらOK。兎に角 削っては付け、削っては付けの連続。
計画変更、タコは左へ
どうこねくり回してもタコがリッド(蓋部分)にあたり、グローブボックスが閉まらない。一瞬「もう開けっ放しでええか」と思ったが、そうすればサンダーバード計画の趣旨「隠し機能」に反する。特にこのリッドは後でアクチュエーターで開け閉めする予定なので、ここで踏ん張らないと計画が全く違うものになってしまう。
段差を付けたのはいいけど今度はまたうまくグローブボックスに入らない。奥行きが増えたため、更なる削りが必要となった。このような中途半端な組み上げでのカットはホント難しい。釘で仮止めしたり取ったりしながら、やっと徐々に最終形になってきた。
ついにウッドコンソール部完成
いろいろありましたが、とりあえずウッドコンソール部は完成。メーターの取り付けは多分いろいろ障害がありそうなのでもう少し後にします。
まとめ
はっきりいって「斜め・角度切り」はめちゃくちゃ難しい。大工さんは本当にすごいと思う。とりあえず懸念事項だったウッドコンソールの仮組は完了したので、また電気系を進める事にする。