【日本不動産:民泊】海外在住のままで日本の不動産を購入。①民泊経営してみたーきっかけ編

民泊
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ここで書いているのはワシの不動産投資の経験談、個人的な意見であり、不動産投資を勧めるものではありません。不動産投資において「絶対儲かる」という事はありません。不動産の購入は多数の経験者の意見を参考に、正しいデータ、最新の情報を用いて、不動産購入の最終判断は自己責任で行ってください。ワシの考え方、経験が皆さんに何らかのお役に立てれば、と考えます。 また税金、不動産関連の法律は常時変わっています。ワシの記事の発行後に税金・不動産関連法律が変更されている可能性もありますので、不動産購入前には関連法律の最新状況も是非確認ください。

なぜ民泊開設を考えたのか?

以前、このブログで日本の不動産購入の話を書いた。<==ココ

当初は分からない事だらけだったが、なんとか初めての日本での不動産購入に至り、現在は賃貸人も入って安定した収入(それも日本円!)となった。この1軒めの投資が落ち着いたので、2軒目も買いたいという野望が沸々と沸き上がり、一軒めの購入から半年も経たない2018年6月、2軒目の物件を関西 某市(A市とする)に購入した。

日本不動産2軒目購入の一番最初のきっかけは女房の寂しそうな顔

女房のお母さんがいよいよ老人ホームに入ることになり、女房が幼い頃から住んでいた実家を処分する事になった。家が借地権の上に建っていたので契約を延長してリノベして賃貸・民泊にするか、それとも壊して更地にして家主さんに返却するかの決断に迫られた。

実家は駅からは近いが、既に50年近く経っておりリノベ費用も掛かりそうだし、 家の窓枠が全部木製 なので隙間風が酷く、今まで光熱費が非常に掛かったと思われた。

ワシは建築のプロではないので、リノベ改修にどれ位掛かるのか全く見当がつかなかった。もし借地権契約を継続し、後からあれもこれもと直したりしたら、めちゃくちゃお金が掛かるかもしれない。いろいろと検討したが、最後は義弟と相談して、更地にして返却と決まった。

ある日、女房と実家の事で話をしていると、女房がめちゃくちゃ寂しそうな顔をしている。

ワシの実家は賃貸でいろんな所に引っ越しているのであまり家に対しての思い入れはないが、女房の実家はずっと同じ場所だったので、そこら中に子供の頃からの思い出があるらしく、確かに壊すのは忍びない。家だけではなく、お義母さんが描いた絵、使っていた茶碗、時計、家の中で住んでいる家族のイメージ、思い出その他諸々。

そうや! 民泊や!

1軒目の不動産購入が上手く行ったので、2軒目も当初は普通の賃貸で貸し出しと考えていた。賃貸は非常に安定しているので「日本円での不労収入」にはうってつけである。しかし、女房の実家を壊すという判断となってから、女房が寂しそうな顔したんで「何かええ方法ないかなあ~」とずっと考えてた。そして出た結論が「民泊経営」

民泊経営は一石三鳥、いや一石渡り鳥全滅、くらいのメリットが!(ちょい話盛ってますが)

  • 女房の実家にあるお茶碗等の思い出の品々が民泊で使用・保管できる。(妻ニッコリ)
  • お義母さんが描いた絵が民泊の家で飾れる。(妻ニッコリ)
  • 女房の実家にある 家具の一部も使用・保管できる。(妻ニッコリ)
  • 日本に「家」があるという安心感=Priceless。

  • 民泊に「私物」が置ける=トランクルーム不要。(でもパクられる可能性もあるので高級品は置いてはいけない。持ってないけど)
  • 使わない間は人に貸す=家が傷まない、蜘蛛の巣張らない。
  • 使わない時、家が日本円を儲けてくれる=日本円での不労収入。(夫婦でニッコリ)
  • 憧れの「別荘を持っている人生」(ちょっとカッコ良い)。
  • 豪州不動産と比較し、手が届く。しかしCapital Growthは無いものと考える。

  • 日本にいる家族、親せき、縁者にも使ってもらえる。(三男は東京なので関西に民泊あれば泊めて上げられる、勝手に使ってもらえる)
  • ワシの実家は神戸の山奥なんで21時以降は駅からタクシーで2000円も掛かっていた。大阪から女房と2人でワシの実家に往復すると電車賃、タクシー代などで5~8千円も掛かっていた。日本は意外と公共機関コストが高い。
  • 実家も狭いので時々ホテルにも泊まっていた。ホテル代節約費用も結構でかい。
  • 民泊やりだして分かったが、需要をみながら宿泊費を変動したりして「ビジネスしている感」がめちゃある。気分は零細ホテルオーナー気分。
  • 同じく民泊やりだして分かったが、刻一刻と変わる予約状況、収入を見るのがオモシロイ。同じく零細ホテルオーナー気分。

  • 通常の賃貸だと何もしないで一定の安定収入だが、民泊は季節、値段でダイナミックに変動するので、ずばり「楽しい!」事業している感たっぷりで気分は「シャチョー!」
  • 勿論空き室が続くときもあるので同じく 零細ホテルオーナーの苦悩も味わえる。写真変えたり、値段変えたりあれこれできる。

等々。英語で言うと【WHY NOT!】な感じ。「こりゃ、行ける!」

そして2軒めは「民泊」のための物件を探すことにした。

この時、まさか市役所と延々ともめるとは思ってもみなかった。

続く。。。

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