【日本不動産:民泊】海外在住のままで日本の不動産を購入。④民泊2号ー特区民泊 大阪府松原市 その1

民泊
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ここで書いているのはワシの不動産投資の経験談、個人的な意見であり、不動産投資を勧めるものではありません。不動産投資において「絶対儲かる」という事はありません。不動産の購入は多数の経験者の意見を参考に、正しいデータ、最新の情報を用いて、不動産購入の最終判断は自己責任で行ってください。ワシの考え方、経験が皆さんに何らかのお役に立てれば、と考えます。 また税金、不動産関連の法律は常時変わっています。ワシの記事の発行前後に税金・不動産関連法律が変更されている可能性もありますので、不動産購入前には関連法律の最新状況も是非確認ください。

ここで記載している記事内容は【海外に常時住んでいる家主不在型】の民泊開設についてです。日本に居住していて【自分の家の一部の部屋を貸す】【空いている物件を民泊にする】とは少し内容が違う場合があります。

民泊2号 コケかけた

2018年6月に民泊1号を関西 某A市に購入し、2018年12月から民泊経営を始めた。記事<==ココ)

日本の不動産投資の1軒目は賃貸記事<=ココ)だったので、一度貸し出すと特にする事は何もなく、持っている事を忘れるくらいだけど堅実に家賃は入っていた。

それに比べて、初めての民泊経営は面白い。AIRBNBアプリでお客さんの予約が見れたり、レビューでいろいろと書かれたり、家の写真にお城を入れるとビューが上がったりと、【経営してる感】満載。営業的にはAIRBNBのリスティングの上位に入らないと厳しいみたいで、いろいろと出来る事を試してみた。そこでしばらくすると感じるのが【新法民泊の年間180日間の縛り】

地域によっていろいろと制約は違うが、この関西某A市は【年間180日間までの営業】しか許可されていない。そのため、もっとダイナミックに値段を設定して(1日だけ1円とか)、もっとお客さんを呼び込みたいけど、【安くで予約されてあっという間に180日埋まってしまう】可能性もあるのでなかなか思い切った事ができない。そんなこんなで悶々とした日々を過ごしていた。

特区民泊への挑戦

特区民泊は政府後押しの政策で、限定された地域だと年間365日の民泊の通年営業が可能になる。他に【簡易宿泊所】というカテゴリーも通年営業ができるが、設営・申請がちょっと難しいと感じた。いろいろと調査をすると、東京都大田区、大阪市、そして大阪府の一部(2020年現在。全部ではない)が【特区民泊】開設可能となっている。

詳細は後に譲るが、いろいろと予算設定、調査を行い大阪府松原市の駅徒歩6分、再建築不可物件、長屋、リノベ済を300万で購入し、2019年8月引き渡しを完了した。やはり300万円だと【再建築不可の長屋】ばっかりである。

前回(<==ココ)で詳細を書いてるが民泊運営は【掃除・管理】がキモなので、不動産の購入契約前に、ある民泊管理会社と掃除・管理が松原市で出来る事を確認してから購入した。

まさかの管理会社倒産

知っている人は知っていると思うが結構な数の【民泊管理会社】が倒産している。それはそれでしゃーないと思っていたが、まさか自分の物件の管理を頼もうとしていた会社が倒産するとは全く予想していなかった。

2019年8月に不動産の引き渡しが完了し、大阪に住んでいる義妹に家具の設置は頼み、完了したのが10月頃。ワシの目論見では、そこから消防の認可、特区民泊申請、許可と来て、2019年の年末営業開始やったのに。。。。

その会社からの回答・連絡がだんだんと遅くなり、電話で何か頼んでも「蕎麦屋の出前状態」(あ~今から出ます、みたいな)。。。。今まで担当者の携帯に電話していたが、掛からなくなってきたので、会社の固定電話に掛けても誰も電話にデンワ状態。。。。

2020年年明けに担当者がやっと捕まり、電話口でゲホゲホしながら「入院していました。来週から・・・」というのが最後の会話。来週、再来週になってもやっぱり連絡がない。これ以上引っ張られても次のアクションが全く取れないので2020年2月に契約解除メールを一方的に送付。特区民泊開設手付金16万円は焦げ付いたが、仕方ない。

「やばい。。。」

大阪市内ならば清掃・管理会社など腐るほどあるが、阿倍野橋まで電車で15分の【松原市】の掃除をしてくれる会社が全くない。。。。

新しい出会い

やはり人生【捨てる神あれば拾う神あり】

必死のパッチでもがいているうちに「清掃」してくれる管理会社が見つかり、おまけに「やり手の司法書士」まで紹介してもらった。掃除は一回9900円と非常に高いが、清掃ができないと営業できないので取り合えずこの条件を飲まざるを得ない。まあ、後で安い所見つかれば良いと思っている。

これも良い経験、オモシロイ人生体験させてもらったという事で前向きに進む。多分あと1カ月くらいで民泊2号(日本3号)が稼働する。

松原は大阪から少し離れているので場所的には良くないが、逆に初期投資資金を抑える事ができた。どうなるか非常に楽しみ。ずっこけないように!

まとめ

  • やはり清掃の確認は大事と改めて実感した。家主不在型の民泊開設を考えているのであれば、まず最初に「清掃できる」地域かどうかを確認する。
  • 朝の来ない夜はない。
  • 捨てる神あれば拾う神あり。もがいていれば何とかなる。
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