【車】【フィガロのある生活】① 嫁入りの準備

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もうひとりのお嫁さん、フィガロちゃん

現在ガレージの車種の大幅な入れ替え中。ここひと月くらいで旅立ったのは①ミニクーパーガブリオ R52 ②中華50ccスクーター ③マイティーボーイ ④マイティボーイのエンジン・タンク。 来週にはついに⑤日産 FUGA 450GTも売却できそう。 そして嫁入り準備として⑥1985 SUZUKI Hatchが来週にはクイーンズランドからメルボルンに到着します。⑦もうひとつのお嫁さん、日産フィガロは現在 太平洋上におります。ハッチもフィガロも待ち遠しい。

日産 フィガロとは

レトロ調にデザインされた小型オープンカーであり、手動で開閉するトップや、本革シート[1]を備えていた。型式はFK10型で、乗車定員は4名、初代マーチ(K10型)をベースとしたパイクカーシリーズのなかでは唯一、ターボエンジン[2]を搭載していた。コンセプトは、「日常の中の非日常」であった。当初は8000台の限定生産の予定だったが希望者が多かったため販売台数が拡大され[3][4]、1991年2月14日、限定2万台で発売され、同年8月末までに3回に分けて抽選するという販売方式がとられた。(ウィキペディアより)

なんでフィガロなのかと言うと

昨年「車の輸入販売」を考えた時、本当はフィガロが欲しかった。何よりもデザインが気にいっていて売る前に自分で乗れればいいなあ~、という感じで業者さんに頼んでいたが

「全く見つからない」

半年近く粘ったが、全く出物が出てこないので結局業者さんの勧めで日産FUGAを輸入した。その当時アメリカの25年ルールもあり、フィガロの市場価格がどんどん高騰していたみたい。

アメリカの25年ルール

一度はあきらめたフィガロだが、何故再び考え直したかというと、今回のコロナ渦が非常に関係している。2020年2月に日本に2週間出張し、ちょうど横浜のダイヤモンドプリンセス号騒動の2月末に帰豪した。しかし、女房がCafeで働いているので2週間モーテルで「自己隔離」生活。

その頃から徐々に[Work From Home =WFH](リモート勤務)が徐々に普通になっていき、2週間のモーテルから自主隔離後、そのままずっと現在10月24日まで半年以上自宅で勤務。その間会社には荷物を取りに2,3度行ったきり。。。。

勤務は自宅なので「通勤としての車」は全く使わなくなり、そのうちビクトリア州の感染者が増加したという事で「ロックダウン ステージ4」。これで行動はほぼ「買い物のみ」そして「自宅から5㎞以内で行動」となり、半年以上ほぼ車を使わない生活になってしまった。

その時、日本から車輸入ビジネスとして買ったFUGAを含めて我が家には車が5台(1台マイティボーイは不動車)があり、よくよく考えると。。。。。

車の年間登録代(Registration)で約$850、車両保険代で約$800、車の評価損が年間$2000位と考えると、850+800+2000=$3650、年間$3650、月々$300ドブに捨てているような感じ。

車を頻繁に使うのであれば、それはそれで問題ないが、こうやって半年位車を全く使わない生活になると「勿体ない」が最初に来る。こういった費用を早く抑えないといけないと思い、当初はFUGAだけを売っていたが、全く売れないので(買う人も5㎞の範囲でしか動けないので)ついでに自分で乗っていたミニクーパーも販売広告に出していたら、FUGAより先にミニが売れた。そしてミニの売却の金が入ると、ある事に閃いた。

「損をしない車やったら持っててもええんちゃうか?」

例えば長く乗ってても車の価値が落ちず、かつ乗るためのRegistration が安い「クラブプレート」ならば年間$100位の出費で済む。

クラブプレートとは(英語)

そこでいろいろ考え、日産フィガロがこの要求に一番あってると考えた。

  • 1991年製なのでクラブプレートで年間45日乗れる(45日は十分)
  • 限定2万台生産なので価値は下がらない
  • エンジンはマーチと同じなので安心(当初 BMCミニも考えたが修理が。。。。)

という事でフィガロを買う事にした。

フィガロが見つからない

けっこう勉強が忙しいが、息抜きは絶対に必要(でないと狂いそうになる)なので合間合間でフィガロを探すがなかなか見つからない。しかし昔と違いSKYPEがあるので国際電話料金もそんなに高くないのでバンバン中古屋に掛けて車の状態が聞ける。便利な世の中になった。

そんなこんなで悶々としていたら仙台でフィガロの青色が77万円、走行7万Kmが見つかった。状態は「まあ一部クリアが剥がれてますがターボもちゃんと回っている、補修もない」と。

「ラッキー!」

と思ったのもつかの間、「今晩、他のお客さんが車を見に来ます」と。これは逃してはいけないと猛プッシュするが、「既に先に約束なので。。。」という事でしぶしぶ諦める。逃がした魚はでかい。。。。

そして翌日 念のため同じ中古屋に売れたかどうか聞くと(ひつこい)、「雨が降っていたので来なかった」らしい。ここでまた猛プッシュ! お店の人も「そこまで言うならお客さんに聞いてみます」と先約の客に確認の電話をしてくれた。

結局そのお客さんはどうしてもフィガロでないとダメというわけではないらしく、そこまで欲しい人がいるならと「権利を譲って」くれた。

「やった~!」

というわけでフィガロが買えた。俺は昔から押しは強い。(関西弁で言う”ひつこい”奴)人生押してなんぼですな。輸出手続きはFUGAで得た経験を元にちゃっちゃと自分で進める事が出来た、やはり人生に無駄な事はなかった。

まとめ

塗装の「一部」のクリアがどれくらいなのか?、本当に修復歴はないのか?等々気になりますが、多分「あばたもエクボ」でしょうね。嫁入りが非常に楽しみです。フィガロはいじっちゃあだめなのでオリジナルを大事にする予定。

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