【しょーもない話】阪神工業地帯で温泉めぐり?

しょーもない話
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尼崎は昔 工業地帯だった

生まれは兵庫県尼崎市。中学まで住んでいたので、市内ならばほとんどチャリンコで出かけていた。当時、尼崎は阪神工業地帯のど真ん中。工場もたくさんあり、夜の空はなんとなく工場の明りが反射したオレンジ色で、風の無い日は【光化学スモッグ注意報】が出され外で遊べなかった。

当時、近所に工場がたくさんあったので社宅もたくさんあった。社宅にはお風呂が無い家も結構多く、お風呂屋さんは社宅に住んでいる友達の夜の社交場だった。ウチには風呂があったが、友達としょっちゅうお風呂屋さんに行っていた。

【戎湯】尼崎で源泉かけ流し?

海外に住むと、日本のお風呂が恋しくなり、日本で機会あればお風呂屋さんに行っていた。スーパー銭湯はちょっと大げさすぎるので、どちらかと言えば昔ながらの銭湯が好き。最近関西に一時帰国した際も、宿の近所の普通の銭湯にちょいちょい出掛けていた。

そんなある日、女房が「尼崎に源泉かけ流しあるで!」と言う。「え~、嘘やん~」と疑いながら記事見たら、確かに【源泉かけ流し】。それも尼崎の海の方の埋め立て地。【戎湯】

今回はマンスリーレンタカーがあったので行動範囲が広い。夜、早速行ってみると値段は普通の銭湯で、源泉かけ流し温泉の戎湯が本当にあった。

「へえ~、こんな所に!」

関西のあの周辺の温泉と言えば、宝塚、箕面、有馬温泉。街中に〇〇温泉とか言っても普通の銭湯。まさか、尼崎で【源泉かけ流し】に出会えるとは思っても見なかった。

戎湯に行ってみたら外で温泉がドボドボ出てて、まさしく源泉!

2号線沿いに3軒の源泉かけ流し

【 蓬莱湯 】 ここは絶対 昔は普通のお風呂屋(と思う)

それから他にないかと探したら尼崎だけでも4軒、隣の西宮でも簡単に行ける範囲だと3軒もあった。すべて【源泉かけ流し】。加熱せず、加水せず。

それからは夜に時間があれば女房と車を走らせて温泉巡り。尼崎は小さいのでだいたいどこでも車で15分以内で行ける。【 蓬莱湯 】は住宅密集地、長屋、路地にあり、どう見ても昔から営業していた銭湯。昔住んでいた所からすぐだったので本当にびっくり! まさかこんな所に温泉があるとは!

【 クア武庫川】 これも多分、昔は普通のお風呂屋

ここも玄関先で温泉がドボドボ、しかし近所の人がフツーにチャリンコで銭湯に来てる感じ。

クア武庫川

【クア武庫川】。ここは温泉が有馬温泉と繋がっているらしく色はまさしく有馬温泉色!それがフツーの銭湯の値段で入れる。極楽極楽。。。。。

有馬温泉色のクア武庫川

知らない間にボーリング技術・地質調査技術が向上していた

豪州に住んでいる30年の間にインターネットなどのテクノロジーだけではなく、温泉を掘るボーリング技術・地質調査技術が飛躍的に向上したんやろね。まさか尼崎で源泉かけ流し温泉に入れるとは思ってもいなかった。今回の一時帰国は機会あれば 女房と近所の温泉巡りをし、風呂上りにいつもイチゴのかき氷を食っていた。2人で1100円の幸せ(練乳掛けは50円増し)。。。。。

日本での楽しみが増えました。

ちなみにオーストラリア ビクトリア州でも[ONSEN]ありますが高い!

Peninsula Hot Springs

一人$55 (約4000円)。。。。

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