【FPへの道】① 2020年1月23日 57歳 腹を括った

FPへの道
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志あれば道あり

Financial Plannerの資格を取る、と腹を括った

ワシは資格マニアではない。(必要とあれば資格も取るが) 電験三種も「試験が1日で終わるから」という舐め腐った理由がきっかけで始め、その後意地になって3年も掛かったが何とか取得できた。合格してからは平穏な日々を過ごしていたが、やはりだんだん我慢できなくなってきた。

それはひとつの【未達】案件。

実はワシはエクセルに【人生目標】を入れて、ひとつひとつ達成しては緑色を塗ってきた。自分でいうのもなんやけど、「ワシ頑張ってるやん感」満載である。 しかし、2012年に立てた【Finacial Plannning 資格を取る】というのが、まだ未達で白色のままになっている。この資格は本当はもっと前に取る予定だったが、転職あり、電験三種で3年も掛かったので大幅に遅れていた。

Financial Planningが未達のまま白色

まあ、この目標も自分で「あきらめた!」と言えば、誰も気づかんし、誰にも迷惑を掛けないし、金も掛からん、人生もっとエンジョイできる、と分かってるが、【いったん自分で決めた事をあきらめるのが好きじゃない=ひつこい性格】なんで、電験取ってからもずっと「あきらめるか、どうするか?」とジイジだけどクヨクヨ悩んでいた。

いつも決めているのが、ワシの物事の最終判断は【棺桶に入る前に後悔を残すかどうか】

後悔残すぐらいなら今やる、というすごく単純な判断方法を高校時代から使っている。(しかしどうしても決断できない時は女房が背中を押してくれる)

豪州来てから3年後の1992年に、Post Graduate コースで勉強した。詳細はとりあえず後程として、あの時英語ができないために【本当に惨めな思い】をした。

シンジゲートという4人共同でレポートを作成していた時、【ワシが徹夜で書いた文が全部書き換えられた】。あの時【本当に自分は役立たずな人間】やと思った。(豪州渡って3年後だったんで幼稚園児並みの英語?) なんとか卒業した後は、もう学校には絶対行かない!と決めていた。

ガビーン、FPのレギュレーションが変わっていた

目標を立てた当時は【Diploma of Finacial Planning】という、短大卒と同じ学位さえあればFinancial Planner(FP)に成れたが、ここ数年 悪徳FPのお陰で資産をなくした人が多数いるという世間の評判もあり、2019年1月からルールが変わった。

FASEAという組織が設立され、今までFPをやっていた人も試験をパスしなければ、免許はく奪。これからFPの資格を取る人は最低でもBachelor(学位)かGraduate Diploma (準修士)のFPの学位を取って、経験積んだ後に試験という、非常に厳しいものに変わっていた。

FASEA情報<<==ココ

オーストラリアはこういうリアクションは本当に早い。

昔、惨めな思いもしたが、幸いGraduate Diploma in Business Administrationを取っていたので、今回の入学審査の結果 Grad Dip FPのPart time 2年コースの取得でOKとなったが、もし昔学校に行ってなかったらBachelorを最低でも取得しないといけないので、Part Time 6年になるところやった。

昔学校に行っていた時、惨めな思いをしたけど無駄な事ではなかった。

なんでFPかというと

自分のため(金銭的に)

【知識は金に直結する】。今まで57年生きてきて、「ああ、そうやったんや~」と言うのは結構多い。事前に知っていたら避けられた事を知らなかった為に損をする、良い機会を失うというのは多々あった。

出来るだけ、そういった「知らなくて損した」というのは避けたいと思っている。特に親戚、友達もいなかった豪州に家族だけで来たので、自然に「他人に頼らない癖」が付いたかもしれん。

自分のため(社会的に)

20歳で結婚して、早くに孫ができたので、出来る限り早く仕事を辞めて引退したいと思っているが、実際引退したら絶対に暇になりそうなので、「程よく社会と接しながら無理なく生活」を理想の定年後と考えている。

今は事務屋なのであまり潰しが利きそうにないし、パートタイムの仕事はいろいろとあると思うけど、自分に合ってるかどうかを考えた時に、FPが一番あっているような気がしている。

以前から不動産王子という事でチョイチョイ身内から相談受けるが、やはり生半可な知識で対応したらあかんなあ~と以前からずっと思っていた。形から入る性分もあり、いつかちゃんと資格を取りたいと思っていた。

また資格を持って人と接していたら社会との接触も続くと思っている。勿論、金計算、金融情報収集も大好きである。

人のため

やはり英語圏で暮らしているので、ワシみたいな大人になってから豪州に来た日本人は平均的なオーストラリア人より知識力の不利は否めない。ワシよりチョイ上のもっと長く豪州で暮らしている人でも結構英語に苦労している。よって税金、社会保障、年金の情報収集でも結構苦労している、もしくは不利益を被っているという事に気づいていない人もいると思う。

よって、このFP資格が取れたら、ちょっと偉そうに聞こえるかもしれんけど、金融リテラシーの低い人が不利にならないように、いろいろと手助けができれば、少しは社会に貢献できるかな?と考えている。多分 定年すると人に感謝されるのが一番の生きる活力になるような気がする。

このブログで宣言するという事

このブログがいつまで続くか分からんけど、ここでFPになると書いた手前、【絶対あきらめないで何年掛かっても取ろう】と思う。たまたま昨日、年配の方から【税金】の相談を受け、今日は友達から【節税】の相談を受けた。

2日連続でのこういった話がたまたまあるのは、多分神様がワシに「FP頑張れよ」と言っているような気がしてきた。これで腹を括った。やるぜ!

くじけそうになったらこの記事を読み返そうと思う。

たまたまだけど、腹を括ったのは今日1月23日。123でゴロが良い!!!

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